1. サイト説明

  2. イメージ

  3. 旧運営会社

  4. 代表の想い

  1. 木材が粘土のように変形!”流動成形” 技術で、プラスチックに変わる…

  2. 空気から窒素を取り出す!ボンベを不要にする、窒素ガス精製ユニット_CKD(株)

  3. 大幅な省エネを達成できる!SiCパワー半導体の高品質・安価な製造方法

  4. 日本初!IoTにおいセンサーOBRE

  5. 【ニーズ調査】目を保護しながらレーザースポットが分かる!遮光グラス NewtGoggle

  6. プレスの革命!SFP工法

  7. プラズマを可視化!プラズマインジケーター

  8. ナノ凹凸が反射を防ぐ!液晶技術を応用したフェイスシールド

  9. 木材の成分”リグニン”からプラスチックを作る!

  10. 木をプレスする!?圧縮木材

  11. 世界初の新技術!ポリッシャーでの鏡面めっき施工技術

  12. 熱対策部材としての「カーボン」の可能性

経歴

元田 愛実

大手メーカーに勤める中、兼業として、2020年6月現在、KIZCLUE合同会社の設立に向け活動中。

代表を務める中、サイト製作や記事の執筆も自ら行っている。

原点

技術の出会いによるブレイクスルー

きっかけは、本業の中で感じたこと。

扱っていたのはとあるカーボン部品で、新たに生まれる技術課題と日々戦っていました。

最適な加熱方式の模索や、品質を定量化するための分析方法、トライのための加工方法など…

積極的に情報収集を行い、試行錯誤していました。

 

そんな中、一番苦労していたのが分析でした。

カーボン素材(CFRP)では、繊維由来の凹凸が表面に現れてしまい、外観品質が悪くなってしまいます。

その状態を定量化するため、大手企業のレーザー顕微鏡を何種類か試してみましたが、目視感に対応するような結果は得られませんでした。「これってほんとに凹んでるの?」と言われてしまう始末。

 

 

そんな時、他の部の先輩に相談をしたところ、

自分では見つけることができなかった、新方式の超高精度レーザー顕微鏡を紹介して貰いました。

それで観察したところ…

見事、目視に合う凹みが観測できました!

その深さ、なんと0.3μm。そりゃなかなか観測できないわけです。笑

 

私にとって「ソリューション」となった、画期的な顕微鏡。

それだけ技術力が高いにも関わらず、「高精度 レーザー顕微鏡」って調べても上位に出てきません。

そのメーカーがベンチャーで、知名度がまだあまり高くないことも要因だと思われますが、

その分野に精通していない人間が調べても、製品の違いって分からないんですよね。

でも、そんな”精通していない人”にこそ、情報を届ければ新たな物が生まれる可能性が高いのです。

 

そのとき、「広く知られていない特殊な技術を、もっと広めるお手伝いがしたい」と強く思いました。

繋げる価値

「知る」ことがイノベーションの一歩である

イノベーションの発想を邪魔しているのは、「知らない」こと。

 

こんな話があります。

ビールは昔、家庭で飲むことができないものでした。

酵母が発酵を続けてしまうため、きちんとした加熱設備がないと、長期保存できなかったんです。

そんな課題を解決し、ビールを世に広めたのは…

なんと、カメラメーカーでした。

フィルムカメラの売上が落ちていた頃、それまで持っていた技術の棚卸を行い、「フィルムに穴を開ける技術」を極め、多孔質フィルターを作っていたそう。

そんな折に「酵母をろ過する高機能なフィルターが欲しい」という飲料メーカーのニーズと結びつき、見事酵母の分離に成功。缶ビールとしての長期保存ができるようになり、

 

大手じゃなくとも、技術に長けているメーカーも多くあります。

その技術を知ることで、得られる気づき・ヒントも多くあります。逆に、知らなければ、そこにたどり着くのは困難です。

 

一方、技術を極める中で特殊な技術を生み出したメーカーも、ニーズが分からないことも多くあります。

思いつきやすい、その分野の中での組み合わせだと、たぶんすでに世の中にあります。

 

でも、「新しい価値」を生み出すことができるのは、分野外の組み合わせ。これってなかなか思いつかないんですよね。

このサイトでは、そんな「分野外の技術とニーズを繋ぐ」ことにより、新たな価値創りを目指しています。

 

ライター活動

自分の言葉で届けたい

私自身、文章を書くことは幼い頃から好きでした。

理系大学へ進み、文学の世界からは離れていましたが、このシステムを志し、ライターの世界へ踏み入りました。

 

技術記事だけでなく、ヒトにフォーカスを当てた取材記事も作成することに。

いざやってみると、取材の仕方、話の組み立て方、言葉の選び方など、難しさを感じる局面も多くあります。

まだまだ駆け出しのため、これから成長すべきところは多々ありますが、日々真摯に向き合いながら、一歩ずつ成長していきたいと思っています。

もちろん、お客様には納得して頂いた状態で掲載させて頂くので、成果物に一切妥協はしません。

なのでご依頼頂く場合には、妥協なくご要望を仰ってくださいね。

目指す姿

イノベーションの「わくわく」を広く届けたい

スタートアップが盛んな昨今、誰でもイノベーターになることができます。

でもそれには、今ある企業との共創も大切になります。

新しい価値を生むには、これまでにないような、企業同士の連携も必要不可欠です。

そんな共創のハードルを下げ、みんなが「わくわく」できる世界を目指しています。