1. サイト説明

  2. イメージ

  3. 旧運営会社

  4. 代表の想い

  1. 木材が粘土のように変形!”流動成形” 技術で、プラスチックに変わる…

  2. 空気から窒素を取り出す!ボンベを不要にする、窒素ガス精製ユニット_CKD(株)

  3. 大幅な省エネを達成できる!SiCパワー半導体の高品質・安価な製造方法

  4. 日本初!IoTにおいセンサーOBRE

  5. 【ニーズ調査】目を保護しながらレーザースポットが分かる!遮光グラス NewtGoggle

  6. プレスの革命!SFP工法

  7. プラズマを可視化!プラズマインジケーター

  8. ナノ凹凸が反射を防ぐ!液晶技術を応用したフェイスシールド

  9. 木材の成分”リグニン”からプラスチックを作る!

  10. 木をプレスする!?圧縮木材

  11. 世界初の新技術!ポリッシャーでの鏡面めっき施工技術

  12. 熱対策部材としての「カーボン」の可能性

名古屋大学 宇治原研究室, UJ-Crystal(株)

”パワー半導体”というとSi(シリコン)を思い浮かべる方が多いかと思いますが、今注目され、実用化も進んでいるのがSiC(シリコンカーバイド)。
2014年にはSiCパワー半導体を実装したインバーター搭載の鉄道車両が、従来比約40%減 という高い省エネ効果を記録し、今後は鉄道だけでなくさまざまな機器にSiCパワー半導体が用いられることが期待されています。

ですがこのSiC、現在は海外メーカーの独占市場となっており、その品質も不安定なため、コスト面がネックとなっていました。
そんなSiCの製造法を、今主流となっている方法から根本的に変えることで高品質・低コスト化を実現した製造技術のご紹介です。

実用的に使えるような大口径化するとなると、制御パラメータが多く、実験的に模索すると膨大な時間と費用が必要となってしまいます。

そこで研究チームはAI技術を応用したプロセスインフォマティクスを活用。

デジタルツインにより、コンピュータ内に実際の結晶成長を疑似的に実現する装置を構築して、数百万回レベルの試行をコンピュータ上で実施

遺伝的アルゴリズムなどの最適化手法を用いることで、探索を進めた結果、たった約1年の速さで6インチのSiC結晶の実現に至ったとのこと。

技術について詳しく知りたい人はこちら

名古屋大学の宇治原先生はこのSiC製造を事業化するためにUJ-Crystal社を立ち上げ、現在協業など積極的に行われています。