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  7. 世界初の新技術!ポリッシャーでの鏡面めっき施工技術

  8. 熱対策部材としての「カーボン」の可能性

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  10. 絶縁コーティング_粉体を使った被膜で電送部品を保護する

  11. カーボンの超絶微細加工技術

  12. 黒じゃない!意匠性を上げる導電塗料

ロス低減 加飾 機能付与

世界初の新技術!ポリッシャーでの鏡面めっき施工技術

表面処理のパイオニアであるクリスタルプロセスから、世界初のめっき技術が開発されました。

その名も「ポリッシャープレーティングシステム」。

これはめっきの加工を劇的に簡単にし、素材を選ばず簡易な設備で行うことを可能にしたもの。

これまでのめっきの方法とは全く異なる方法で、手軽に誰でもめっきが可能になる技術です。

特に小型のものをめっきする際に便利で、基材を選びません

私たちの身近なモノにも使われている”めっき”ですが、実はめっきの処理をするのは結構大変なんです。

ポリッシャープレーティングシステムの詳細から、他のめっき方法との比較、今後の展開までご紹介します!

図 めっき製品の例

1、めっきの役割

めっきの役割は大きく分けると3つあります。

・ 防錆、耐腐食

 鉄の上に他の金属のめっき加工をすることで錆びにくくします。

・装飾

 樹脂やガラスなどの非金属のものにめっきすることで、あたかも金属のように見せることができます。

・機能性付与

 めっきをすると、様々な機械特性電気的特性、物理的特性、化学的特性、光学特性、熱的特性なども付与することができます。

2、ポリッシャープレーティングシステムとは

コーティング剤ポリッシャーを用いて基材へ押し付けながら塗り広げ、乾燥させる」

たったこれだけ!

図 ポリッシャープレーティングシステム施工時の様子

押し付けながら塗ることで、コーティング剤に分散させた金属粒子が表面に均一に並びます

図 ポリッシャープレーティングシステム めっきの原理

それにより、光の乱反射を起こさず、鏡のように反射する「鏡面メッキ被膜」を形成できるのです。

これを可能にしたのは、クリスタルプロセス社の独自の分散技術なのです

塗りこんだ後はたった3時間乾燥させるだけで処理は完了です!

図 ポリッシャープレーティングシステム 車用ドアミラー施工時の様子

塗りこむだけ”ですが、塗料にアルミフレークを分散させて塗装する金属調塗装とは違い、素材をアルミで覆ってコーティングするため、状態としては”めっき”になります。

図 クルマドアミラー ポリッシャープレーティングシステムでのめっき施工後の様子

通常施工後はメッキのように輝く仕上げになりますが、下地をペーパーなどで荒らすことによりヘアライン仕上げのアルミのような質感に変えることも可能です。ペーパーの番手によって艶感も変化させることができます。

図 ヘアライン仕上げイメージ

3、従来のめっきの方法

ポリッシャープレーティングシステムの良さを分かって頂くために、従来のめっきの方法もご紹介します。

 3-1. 電気めっき(電解めっき)

電気を使用して表面に金属皮膜を形成する方法です。

図 電気めっきの原理(出典:モノタロウHP『7-6 電気めっきの原理と適用』電気めっきの原理)

電気めっきの様子は結構アクロバティック。溶けた金属の溶液に、モノをドブ漬けします。

溶けた金属」とサラっと書きましたが、金属はかなりの温度でないと溶けません。亜鉛なら400℃程度、銅なら1000℃程度の高温まで熱する必要があります。動画でもうっすら湯気が見えますね。

個人が「ちょっとめっきしようかな」というノリではなかなかできません。笑

電気めっきは、いろいろな金属にめっきでき、低コスト短時間で施工できますが、

被膜形成が電気の通りやすさに左右されてしまうため、複雑な形状だと綺麗に仕上がらなかったり均一にめっきができないという短所もあります。

 3-2. 化学還元めっき

電気を流さずに、薬液に浸漬させてめっきする方法です。化学薬品の還元反応を利用した方法です。

基材自体が反応に参加しない方法(非触媒型)と基材も「触媒」として反応に参加する(自己触媒型)ケースがあります。

図 化学還元めっきの原理(出典:Tech Note 『化学めっき:金属表面処理の基礎知識4』還元めっきの原理)

非触媒型は、高校の化学で「銀鏡反応」や「フェーリング反応」として習います。

化学還元めっき法であれば、ガラスやプラスチックなど、色々な素材に加工することができます

複雑な形状にもめっきができ、均一な膜に仕上がります。

しかしコストが高く、動画でも分かるように、反応にも時間がかかります

 3-3. 置換めっき

基材の一部と薬液が反応し、表面の金属が置き換わる方法です。これも反応には電気を使用しません。

図 置換めっきの原理(出典:Tech Note『化学めっき:金属表面処理の基礎知識4』置換めっき原理)

基材が限定されてしまう上、めっきの密着性が悪くめっきの厚さが限られてしまうことがデメリットのようです。

期待できる応用例

”金属調”ではない、”めっき”の新技術。新しい価値創りを期待できるこの技術で、応用方法を考えてみました。

※あくまで筆者が考えた案であり、実現を保証するものではありません。

 1、割れない鏡

鏡は生活に欠かせませんが、「重い」「割れると捨てるのが面倒、危ない」と結構扱いにくい代物。

旅行の荷物に入れるにしても、重いので躊躇してしまいます。

そこで、プラスチックの軽量な板にこのコーティングを施せば、軽くて廃棄もしやすいミラーが実現できるかも?

全身鏡もこの方法で作れば、万が一倒れても、割れて危険…なんてことはありません。

 2、置物やオブジェを軽量・安価に

デザイン性を重視する置物やオブジェの中には、金属で作られているものもありますが、

「中身が詰まった金属の塊」として作ると、その分コストもかかりますし、大きなものだと重機がないと入れ替え・運搬ができません。

そんな「強度は必要無いけどデザイン性のために金属で作っている」ものについては、樹脂+めっきに置き換えることで、コスト削減になったり、こまめに雰囲気を変えることができます。

出展)名古屋駅前 モニュメント「飛翔」

ポリッシャープレーティングシステム 商品サイトへ

さいごに

使い方次第で新しい価値づくりにも繋がりそうな”ポリッシャープレーティングシステム”。

簡単に使えるので、あなたも試しに使ってみてはいかがでしょうか。

詳細をお知りになりたい方はメーカーへお繋ぎしますので、お気軽にご連絡ください。

この投稿に関するお問い合わせ

参照サイト

この記事を作成するにあたり、下記サイトを参照しました。

・ ヱビナHP 『「めっき」とは何ですか?』

・ Mitsuri HP 『【メッキ処理とは?】目的・仕組み・種類・特徴について徹底解説!』

・ 工具の通販モノタロウ 『7-6 電気めっきの原理と適用』

・ Tech Note 『化学めっき:金属表面処理の基礎知識4』

・ 化学のグルメ 『【銀鏡反応 & フェーリング反応】原理や反応式、沈殿、色変化など総まとめ!』

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