食品包装やレーザー溶接などに必要な窒素ガス。
ガスボンベから供給して使用している工場も多いのではないでしょうか?
身の回りで、窒素ボンベを使っている方は分かると思いますが、ボンベの管理は安全対策としても大変な上、
定期的な手配・運送・運搬によるコスト・CO2排出が発生します。
これらをすべて無くす、まさに革命的技術を、CKD株式会社が開発しました。
「窒素は空気からつくる」というコピーからも分かるように、
分離膜に圧縮空気を通すことで窒素のみを高純度に取り出すことに成功しています。
窒素の純度は、型式・流量にもよりますが、最大99.9%。これなら様々な用途の置き換えも十分可能かと思います。
この技術は2021年の愛知環境賞も受賞しており、省資源に貢献する技術として表彰されています。