カーボン加工を追求
トップの画像、紙を切り抜いた「切り絵」かと思った人も多いのではないでしょうか。
実はこれ、薄さ2mm程度のカーボン板を切り抜いたもの。
カーボン板は木の板のように、薄いと特に割れやすいため、切り抜く加工は特に難しいと言えます。その上でこの細かい絵柄。さぞかし手が込んでいるのだろうと思いきや…
加工時間、1枚当たり約5分!!
超高精度・高速加工のキモは独自の加工刃のようです。
図1の左のドット穴が開いているものは、直径0.5mmの穴を20列×20行の400個明けたもの。正確・ち密なこの加工も、30分でできてしまいます。最近はさらにレベルアップして、直径0.2mmの穴も連続加工できるとのこと。
一番左のものは貫通した穴ですが、貫通しない”溝”状の加工もお手の物。穴深さも高精度に制御できます。
そのほかの活用事例
1、ドローン用パーツ
空を飛ぶドローンには軽量化が必要不可欠。カーボンでつくれば軽量・高強度のため、ドローンの活動の幅も広がります。
2、ボルト・ねじをカーボンで
なんとボルト・ネジも丸棒カーボンで作れちゃいます。
さいごに
「不可能だと思ったら蕨山カーボンへ来てください」
———これは会社資料の表紙に書いてあった言葉です。
私は本業でカーボンを扱っており、加工をお願いしたことがありますが、
とても丁寧な仕事と、その精度の高さに本当に感動しました。
カーボン加工で悩んでいる人などがいたら、ぜひ相談してみてください。
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